剥き出しの「存在」の凄み

映画「国宝」を観てきた

圧巻の3時間

終わったあと言葉が出てこない

こんな映画は久しぶりだった

型の中で命を削り

ただ純粋に愚直に高みを目指す

それは生きることそのもの

「演じること」と「生きること」の境界は

とっくに燃え尽きた

破れても傷ついても奈落に落ちても

また這い上がり食らいつく

それは業だ 執念だ

そして、祈りだ

命は理由を欲しない

ただ自ら求めるままに燃え、

全てを焼き尽くす

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